優良な血統の牛を
滋賀県の雄大な自然が恵む天然水と近江米わらで育成
日本最高峰の和牛が育つ秘訣
明治29年の創業から近江牛一筋でやってきた「大吉商店」。琵琶湖にそそぐ安曇川のほとり、緑に溢れた里山にある「大吉牧場」では牛が健やかに育つ。
大吉牧場の但馬牛の血統へのこだわりは創業時から。中でも優れた血統の子牛を、4代目社長の永谷武久さん自らが買いつける。但馬牛の特徴は、きめ細やかで良質な霜降りにある。
「牧場がある滋賀県高島市は比良山系からの湧き水が豊富で、地下70mから汲み上げる新鮮な天然水を牛たちは毎日飲んでいます。朝夕の餌やりは私たちが最もこだわっていることです。循環型農業で連携する地元農家の近江米わらをはじめ、牧草や飼料を牛の月齢に合わせて独自配合し、1頭ずつ顔を見ながら与えます」と永谷さん。
老舗の天然醸造杉桶仕立ての醤油が
近江牛の旨味を深める
幼少期からの父の味を世界へ
滋賀県の豊かな自然とその恵みとしての湧き水やお米。それに先人たちが400年に渡って築き上げ、継承してきた知恵が掛け合わさって育てられた和牛こそが近江牛だ。
「近江牛ローストビーフ」は3代目の永谷さんの父から受け継がれたもの。下味に使うのは、”極上の一滴”として地元で絶大な人気を誇る創業明治8年の老舗醤油醸造元「岩佐商店」の2年天然醸造杉桶仕立ての醤油ベースたれ。一昼夜漬け込み、オーブンでじっくり焼き上げる。
「子どもの頃から食べていたローストビーフを世界に持って行って勝負してみたい」
その想いで永谷さんはにっぽんの宝物グランプリに挑戦することにした。
UNDISCOVERED
GEMS OF JAPAN GRAND PRIX
Chosen as the best of
Japan's finest local production
「肉料理を和食として進化させて
"和牛が世界一”を目指したい」
世界のVIPも絶賛。
世界大会で部門2位
「肉料理を日本の醤油・味噌・だしで作り、肉料理を和食として進化させて”和牛が世界一”を目指したい」とプレゼン。その言葉通り、ローストビーフをそのままはもちろん、和食らしくちらし寿司や肉そうめんにもアレンジして出品した。
審査員は「本当に美味しかった。口いっぱいに旨味が広がる。ちょうど良い甘さ。何もつけないで十分美味しい」「洋食だけではなく、和テイストにも合う」「世界に行ける。和食として、びっくりするくらいの完成度」と大絶賛。
見事、2021年度において、滋賀大会<調理・加工部門>で準グランプリ、JAPAN大会<肉加工部門>でグランプリ。世界大会2023 in Singapore<日本・最高峰牛肉部門>では準グランプリに輝いた。
特別な夕食にしたい時にぜひ。「近江牛ローストビーフ」をご堪能ください。