豆腐の魅力と可能性を一度に楽しめる宝箱！
豆腐の七変化
にっぽんの宝物グランプリJAPAN大会2017の調理部門で準グランプリを受賞。
豆腐のプロが毎日一つひとつ丁寧に手作りする、豆腐の魅力と可能性がギュッと詰まった贅沢な宝箱。こだわりの原材料には、”高たんぱくの一等品国産大豆” ”14年連続水質日本一”に輝く「川辺川」のほとりから汲んだ井戸水、ミネラルたっぷりの天然海水ニガリを使用。
中でも「二代目川辺」は＜冷奴専用豆腐＞といっても良いほど豆腐の甘さが際立ち、とろりとした口どけ。他にも、驚異の濃度15%を誇る「濃豆乳」は、繊細な温度管理と職人にしかできない”混ぜ”技が織りなす究極の逸品に仕上がった。豆腐はどんな料理にも、どんな調理法にも適応できるまさに”七変化”する万能食材。さらに、豊富な栄養素、低カロリー、ボリューミーの嬉しい3点盛りで、家計にも健康にも優しい。「いつもの豆腐」が「この豆腐が食べたい」になる。
小規模だからこそ、手間を惜しんで丹精込めた商品作りをする「親父のガンコとうふ」創設秘話と、豆腐の新境地を開いた「豆富の七変化」誕生ストーリーとは。
相良村
KUMAMOTO JAPAN
the blessings of nature
初代が45歳で脱サラ。決意の豆腐作り
親子で続く「親父のガンコとうふ」
「親父のガンコとうふ」は、ガンコな親父が作る豆腐屋ではなく、「親父がガンコにこだわって作る豆腐屋」の意味。初代が両親の看病のために、45歳の時にあてもなく脱サラ。そんな時、町の豆腐屋の店主が退職することを聞き、自分の退職金を元手に地元の熊本県球磨郡湯前町（くまぐんゆのまえまち）で豆腐屋を開業することに決めた。
「周りはコスト削減のため輸入大豆を使うことが多いが、国産大豆にこだわって、大豆本来の美味しさが感じられる豆腐を作りたい」
初代はそう思っていたが、一からの豆腐作りで連日できるのは岩のように硬い豆腐ばかり。それでも有名な豆腐屋へ通い続け、豆腐作りの研究を重ねた努力の結果、徐々に評判が立つ豆腐屋に成長。
にっぽんの宝物での出会いが生んだ進化
一流の原材料で作る「二代目 川辺」
初代の後を継ぎ二代目に就任した後、耕丈さんは地方創生の一環としてにっぽんの宝物プロジェクトのセミナーに参加した。その際、プロデューサーである羽根が「高知にこれまでの概念を覆す、すごい豆乳がある」と紹介し、その「食べる豆乳」を求めて、妹の恭子さんと共に「豆匠庵（とうしょうあん）」を訪問。
「なんて濃厚で美味しんだ…。まるでとうふを食べるようだ」
「食べる豆乳」に感動した耕丈さんは「豆匠庵」3代目の谷脇さんと豆腐作りに関して交流。本来ならグランプリを争い合うライバル同士が「最高に美味しい豆腐を！」という目標のもとで共に切磋琢磨。谷脇さんは、秘伝の豆腐作りのノウハウを惜しげも無く耕丈さんに伝えます。
その経験を元に、1年かけて誕生した極上の逸品が「二代目川辺」。
UNDISCOVERED
GEMS OF JAPAN GRAND PRIX
Chosen as the best of
Japan's finest local production
豆腐は日本が世界に誇る万能フード
兄妹で支え合ったグランプリ
「豆腐は日本が世界に誇る万能フード。＜親父のガンコとうふ＞が作る豆腐製品の秘める可能性を知ってほしい」
その想いから耕丈さんは「二代目川辺」「濃豆乳」を始め、「濃豆乳」から作られる濃厚「生湯葉」、初代から受け継がれる「ざる豆腐」、熊本県人吉（ひとよし）名産の木耳をアクセントに中身がぎっしり詰まった「がんもどき」、熊本大会2017で審査員特別賞に輝いた「豆腐のシフォンケーキ」、それをバージョンアップさせ、豆腐が50％も入った「豆腐の生チョコ」の計7種類を一皿に並べてグランプリに出品した。スイーツ製品は「豆乳・豆腐×スイーツ」の研究に励む妹の恭子さんが担当し、兄をサポートした。
審査員は「こんなにも大豆の風味を感じられる豆腐は初めて。雑味が全くない」「スイーツに豆腐を使っているから口当たりが軽くいくらでも食べられる」と大絶賛。見事、JAPAN大会2017の調理部門「準グランプリ」に輝いた。
