ひんやり、で、ほっこり。
あんぽ柿ジェラート/ほのぼの
2020年度において、奈良大会＜ドリンク・スイーツ部門＞でグランプリ、JAPAN大会＜スイーツ部門＞グランプリを受賞。
110年以上の歴史を持つ老舗農園が、1つ1つ丁寧に無添加で仕上げるジューシーで優しい甘みのあんぽ柿。そこに、本場イタリアで特訓を積んだ店主の作る、地元、奈良の選りすぐり新鮮食材を贅沢に使用した風味豊かなジェラートをIN。老若男女から愛される和洋折衷のひんやりスイーツでありつつ、一度口にすれば、懐かしい記憶が蘇って「ほのぼの」とした温かい気持ちが胸いっぱいに広がる。
体に優しい製法で作るお互いのナチュラルな素材に惚れ込み、幾度の微調整を繰り返して一から作り上げた「あんぽ柿ジェラート/ほのぼの」。その開発秘話に迫る。
「和」と「洋」が融合した新感覚ドルチェ
五条市
NARA JAPAN
the blessings of nature
1年かけて育て上げる柿を、
季節問わずに楽しんでほしい
奈良の山奥で行う自然派の柿作り
奈良県五條市の山奥、標高400mの豊かな自然の中で見渡す限り広がるのは、太陽の光と澄んだ空気をいっぱいに受けて育ったたくさんの柿の木。育ての親は、明治時代から続く老舗農園、株式会社堀内果実園の堀内さんだ。堀内さんの柿作りは、先祖代々受け継がれる自然の力を存分に発揮させたもの。粉砕した木のチップや無化学肥料を使い、多くの微生物が活発に活動するフカフカで栄養たっぷりな土作りを始め、働き者のミツバチによる自然受粉、農薬を控えた特別栽培を行なっている。そうして手塩にかけて育て、熟成の頃合いを1玉ごとに見分けて収穫した柿は、昼夜の寒暖差も相まって甘さが際立つ逸品に。
「柿といえば”秋”のイメージですが、それは春夏秋冬、1年に渡る丁寧なお世話なしでは美味しく立派に育つことはできません。私は、老若男女、秋だけではなく1年を通じて柿を楽しんで頂きたいと願い、柿の新たな可能性を模索していました」と堀内さん。
そんな時、「にっぽんの宝物」セミナーで出会ったのが、同県宇陀市でジェラート屋を切り盛りするジェラテリア ノンナの栢森さんだった。
厳選素材で作るイタリア仕込みの
コラボの相乗効果を目指す商品開発
「地元を活性化させたい！」と東京の勤め先を辞め、地元である奈良にカムバックしてきた栢森さん。毎度、店内で作り上げるジェラートは、奈良で採れた旬の厳選素材を使用し、力強い風味を感じさせながらも優しさ溢れる味わいが特長だ。そこには、ジェラートの本場、イタリアで身につけた知識や技術の全てが詰まっている。
堀内さんとのコラボが決まると、迫る地域大会に向けたイチからの商品開発に明け暮れる日々が幕を開けた。
「堀内さんのこだわりの柿を干して作る、優しい自然の甘さを閉じ込めた無添加あんぽ柿と私の作るジェラートがどちらも最も輝くバランスを見つけるのに苦労しました。どちらかが強すぎても、弱すぎてもいけない。フレーバーはどれが好ましいか。ジェラートの味の濃さはどれくらいが最適か。納得のいくまで試作を繰り返し続けました」と栢森さん。
風味豊かなジェラート
UNDISCOVERED
GEMS OF JAPAN GRAND PRIX
Chosen as the best of
Japan's finest local production
酒、クリームチーズ、大納言あずきの
自信作で勝負！
激戦区でのグランプリ受賞
いよいよ迎えた地域大会。寝る間も惜しんで考え抜き、披露したのは自慢の3種のフレーバー。創業300年を誇る酒蔵の酒粕が香るまろやかで大人な味の「酒」、チーズケーキを思わせる爽やかで酸味の効いた「クリームチーズ」、懐かしさを感じる優しい風味とゴロゴロと顔を出す粒の食感が楽しい「大納言あずき」。
審査員一同から絶賛を受け、見事、部門グランプリを受賞。勝ち進んだJAPAN大会でも好成績を納め、全国のトップ11のみで競われるグランドグランプリにも出場が決定した。審査員である超有名5つ星ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」の元支社長からは、「真似したい。ホテル関係者がほっとかないわけがない」という心強いコメント。
ジェラートが柿の新たな可能性を引き出した「あんぽ柿ジェラート/ほのぼの」。さらに、当ECサイトでは、同JAPAN大会＜ドリンク部門＞で準グランプリを受賞した「嘉兵衛本舗」の、味わい深い香ばしさにほっこりする「ほうじ茶」を使った新フレーバーとのセットで発売。ぜひ、ご賞味ください。
